短編

□ハサミの人
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※会話ばっかです





「・・・ところで」


「・・・?」


「俺を象徴するものはなんだ?」


そう赤司がキセキのメンバーにたずねる


「・・・ハサミ?」


「・・・ハサミじゃないスか?」


「ハサミだろ」


「ハサミなのだよ」


「ハサミです」



「・・・・・・」


全員同じ回答に返す言葉がない


「いや、それより1人くらい違う回答の奴がイテもいいだろ!」


「・・・赤ちんといったらやっぱハサミでしよ」


「ハサミだな」


「ハサミなのだよ」


「やっぱりハサミです」


「なぜだ!!」


「ハサミッス」
「お前は黙れ!」

「え、ちょっ何で俺だけ?!」


「うるさい、黙れ。ーメニュー増やすぞ」



「いや、それだけはかんべんしてほしいっス!」



黄瀬が全力で拒否をする



「しかし、何故こうなったか考えてみると緑間のせいだな」




「!何故なのだよ!赤司!」



「お前がハサミを持っていなければこんなことにはならなかったからだ」




「俺は人事を尽くしたまでなのだよ」




「つーか、自分のせいだろ。ぜってー」




「俺をそう思うっス」




「僕もです」




「黒子まで言うか」




「つかどんな使い方してんだよ赤司」




「うっとしかったから前髪を切っただけだが?」




「そのあとッスよ!」




「そうかならばお前らにハサミというものを教えてやろう」




「赤ちん。お菓子の袋切ってー」



「一つ目はこのようにものを切るために使う」




そこで、持っていたハサミで紫原のお菓子の袋を切る




「赤司君、大丈夫ですか?」




「何を言ってるのか分からないな。大丈夫に決まっているだろう?」




「いえ、頭の中です」




それを聞くと赤司はフッと笑い




「二つ目はーーー」




「スルーしやがった!!」




「赤司っちどうしたんスか?!」




「・・・」




黒子については赤司に対して言葉が見つからなくなっていた




「うるさい、黙れ。二つ目はー見てみろハサミには刃物がついている」





「だから何なのだよ!当たり前なのだよ!」





「刃物がついているというこは立派な武器だ」






「だから火神君刺そうとしたんですか!?」




珍しく黒子が驚きと共にツッコミを入れた





「つか、待て赤司!その刃物はおめーもいった通りものを切るためのものだ!」




「そうッスよ!赤司っち!決してそれは武器じゃないっスよ!」




「じゃあ聞くけど何故、刃物をつける必要があるわけ?」




「おいおい、まじかよこいつ頭、どうしちまったんだよ・・・」





「アホ峰に言われたくないね」





「アホ峰って何だよ!赤司!」





「君の作者公認のあだなだよ」





「んだと!」




「く、くろこっち、赤司っちがマジでおかしくなったっス!」




「黄瀬君、僕に言われても困ります」





「赤司が狂ったのだよ」






「何を言ってるのか分からないな真太郎。

僕は狂ってもいなければ、おかしくもなっていない

当たり前の事を言っているだけだよ?」








「・・・・・・・!!!!」




「・・マジかよ」



「・・・信じられないッス」




「・・・俺もなのだよ」





「・・・僕もです」






「・・・赤ちん」





今まで、ずっとお菓子を食べながら

見ていただけの紫原でさえも手を止め呆然としている





そしてもう誰1人として赤司に対して反論しようとするものはいなくなった




否、いえなくなった




何故なら、今までの赤司の言葉全てが

本気で言っていたことに気づいたからである








あとがき



赤司様がおかしくなった

それより、どうしてこんなことになったのかさえ自分でも分かってないです

えーと、一言だけ言うとキャラ崩壊注意してください

いまさらですが・・・

もう一言、いつもですけど何かいろいろグダグダですいませんでしたー!orz




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