キミの隣

□1話
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2年生に進級して1ヶ月くらい経った。私は今日もなんとなくで屋上にいた。

サボタージュ…かもしれない。でも、いいの。テストでいい点さえ取れればほとんど成績に響かないし、適度に休養だって必要でしょ?

ぽかぽかした日差しが心地よくて私は座っていたベンチで寝てしまった。



「ゲハハッ!そりゃねーぜ!」

「だろ?うん」



誰かの声がした。

その方を少し、のぞいて見ると金髪と銀髪の見た目が不良っぽい2人組。
幸い、私の寝てたベンチは陰にあったから私の存在は気付かれてないみたい。

でも、あの2人組…見覚えがある……?

そろそろ教室に戻ろうかと思ったけど、その2人がいる場所を通らなくちゃならなかった。
仕方なく、その場を行こうとすると…



「お、久しぶりだなぁ!梓!」

「大体1年ぶりか?うん?」



私の存在に気付いた2人がこっちに来た。

いきなりの事で戸惑っていると銀髪の方が苦笑いで



「おいおい、まさか忘れたとか言うなよなぁ!」

『忘れてないですよ!ちょっといきなりでビックリしただけで…うわっ』



いきなり首に抱きつかれた。



『デイダラせんぱ…苦しいです!飛段先輩、助けて!』



飛段先輩に助けを求めてみたけど笑ってるだけで助ける気は0%っぽい。



「そうだ!!」



今度はいきなり首が開放された。一体何事?





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