孤独の果て
□四章
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目的…それは朝の支度。
そう、朝であろうが昼であろうが夜であろうが騒がしいのだ。
そして低血圧な黒麗はいつも一人遅れての朝食になる。
その朝食を食べ終え、洗面所に行こうとすると…
「お!起きてたのか黒麗!」
飛段の登場
『まあ…』
只今の時刻AM10時近く
流石の黒麗もこの時間は起きている。
「後でデイダラちゃんたちと遊ぼうぜぇ!」
『…気が向いたら行きます』
どこぞの小中学生だ?と言いたいほど…
そんなノリの黒麗はついて行けない。
なんとか飛段との会話を終わらせ洗面所へ足を運んだ。
流石に洗面所にまで顔を出すメンバーはいなく
ホっとしながら自室へ向かおうとする。
そんな黒麗の前には待ってました!と言わんばかりに
デイダラと飛段が待ち構えていた。
「「黒麗捕獲っ!」」
グワシッ!
『!?』
いきなりのことに逃げることのできなかった黒麗は
両腕を捕まえられ広間へと連れ去られた。
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