全校 short
□打ち付ける
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雨…天…アメ…
天からの恵み。
涙…泪…ナミダ…。
君の想い。
俺は受け入れることができるんやろか…?
「泣かんといて…?俺まで、悲しゅうなってくる。」
「泣いてなんか…ねぇ、よ…」
「……」
それは君の精一杯の強がり。
泣き顔を見られるのが嫌なのか、顔を背ける跡部。
その肩を抱き寄せて、腕の中に収める。
ふわっと香る、跡部の香り。
「な、何すんだよ…」
「泣き顔…見られたないんやろ…?せやったら、こうしたらええやん。」
俺より少し小さな体に回した腕に、力を込めた。
「……っ…」
小さくだが、嗚咽が聴こえる。
暫く俺の腕の中に居た跡部は『もう、いい…。』と言ってスルリと腕から抜けた。
まだ目が潤んでる。
「跡部。」
そんな跡部を呼び止める。
振り向いた跡部の額に、優しく唇を這わす。
「…!!!」
真っ赤になって俺を見つめる瞳にはもう涙の色はなく、雨も止んでいた。
「バカか…お前は…っ」
――跡部、照れた顔で言っても説得力無いで?
なんて心の中で呟いた。
・・・・・fin・・・・・・
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氷帝CP!!
忍跡!!
大好きやー!!!O(≧∇≦)O
さて、上手くまとまりませんでした。orz
まぁ、こんな駄文を読んで下さり、ありがとうございました!!