全校 short
□年に一度の記念日
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朝、いつも通りの目覚め。
一つ、大きな欠伸をしてベッドから抜け出す。
しばらくボーッとしてからリビングへと向かう。
光「はよ…」
もう、すでに起きていた家族に声をかけてから、顔を洗いに行く。
――今日は終業式か…。
そんなことを思いながら呟く。
光「めんどくさ…」
それから一通り朝の支度をすませてから朝食を取る。
すると母が、コーヒーの入ったマグカップをコトリと置きながら
「誕生日、おめでとう。」
なんて言うから、ついつい動きが止まる。
光「そっか、今日俺誕生日やん…」
すっかり忘れてた。
そう言うと、呆れたように苦笑された。
「もう、自分の誕生日くらい覚えとき?」
光「おん。」
フワリと、頭に暖かな感触。
それが母の手だと気付くのにそう、時間は掛からなかった。
久しぶりに触れられた手は、とても暖かくて、優しかった。
光「おかん…」
「ん?なんや?」
光「俺の事、産んでくれて、おおきに…」
「…!!…どういたしまして。」
二人とも照れた顔を隠すように視線を反らした。
――こう言う事も、たまには、言ってみるもんやな…。
今日は、長くなりそうだ―――。
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うぁぁ…、なんかキャラが、違う気がする。
デレの多目な財前くんでした!
たまにはデレも必要なのだ。<(`^´)>
うん。
でも、キャラが違うのとは話が別だよ。(ヾ(´・ω・`)
まあ、今日の内に書けてよかった♪