全校 short

□温度
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幸「寒い…」

この時期に寒いなんて思うものは
まず居ないだろう。

では何故、俺が寒いと言ったか。
その原因は今目の前にいるコイツのせいだ。

跡「大丈夫か、幸村。」

幸「大丈夫か、なんて聞くんなら今すぐに冷房止めてよね…」

跡「その願いは聞けねぇ。残念ながら、俺様は暑いんだ。」

――ちくしょう、このアホ部め…っ!!

俺は心の中d

跡「思いっきり口から出てるがなぁ?」

幸「え?あぁ、そう。」

跡「……………」

3つ言葉で返したら、見事にスルーされた。
なのでまた『寒い』と言ってみた。

すると跡部は

跡「そこの毛布にでもくるまってろ。」

ってニヤニヤしながら言い捨てた。

――絶対わかってて言ってるな…

自分から言うのは恥ずかしかったけど、言わないといけないみたいだから
言ってみた。

幸「お、俺…跡部にギュって、されたい…っ」

あー、恥ずかしっ!
ほんと恥ずかしい!
顔から火が出そう!

顔を真っ赤に染めた俺を跡部はご満悦そうに
上から眺めてから『しょうがねぇな…』と言いながら
包むように抱き締めた。

その腕は意外と優しく、繊細に俺を抱き締めた。

さっき暑いと言っていただけに、確かに布越しに伝わる体温は俺よりも高かった。





*********************
よし、今回は上手くいったかも!!♪

よかったよかった〜

ギャグからの甘

を目指しましたwww
はい、笑えないよねwww
わかっているさっ!!
そんなこと!!

うわぁぁぁんっ!!←


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