気まぐれな

□いつか終わる恋
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とりあえず中に入って席に向かい合って座った。

彼女はカフェラテを
俺はコーヒーを。

しばらく話をして、ふと気づいた。

「あ、せや。名前は何て言うん?」

「…睦月ありさ。君は?」

「俺は、忍足侑士。よろしゅう。」

「………!」

俺の名前を聞いたとたん彼女の目が見開かれた。

「ん?どないしたん?」

「な…なんでもない…」

「……?」


俺はまだ、彼女
ありさが驚いた理由を知らない。

まさか、あんな事になるとは思いもしなかった。





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