Hazardous Material

□My Everlasting Pure Angel
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My Everlasting
Pure Angel

-永遠なる、僕の聖なる天使-





あの事件から1年半が経ち―――オレは月1回のペースでオフの日を利用して山奥にある療養所に来ている。

都会の喧騒から離れたこの場所で静養している海尋を見舞うためだ。

面会の車がいつも皆無の、広すぎる駐車場に車を止め、抱えきれないほどの花束を持って、面会者用の小さな窓口で名前を告げる。

ほどなくして、通常は施錠されている入口の扉が開き、面会手続きをするためにナース・ステーションに向かった。



「昨日の夜に、今日、三池さんがいらっしゃることを伝えたからですかね、今朝はいつもよりずっと体の調子がいいみたいですよ。

 他の方の面会だと、そんなことないんですけどねぇ」



彼女の介護を担当している女性看護師が嬉しそうに言う。

ナース・ステーションにいた他の看護師に持ってきた花束を渡して、白い花の一部を彼女の部屋にあとで飾ってもらうようお願いをした。






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