▽神楽△
あら、いらっしゃい。
ここは私、神楽の部屋。
虐められたいならおいでなさい?
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11/12(Mon) 16:23
純
純は顎に神楽の拳を思い切り喰らって、後ろの部屋へと襖を突き破り飛んでいく。
神楽は顔を真っ赤にしながら自分の感情の変化についていけず困惑していた。
純は何故ああもふざけた様子で自分を抱こうとする事が出来るのだろう。
怒りとは違う胸の鼓動にじれったさを感じながら神楽は脱がされた着物を羽織り顎を摩る純を睨みつけ
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11/16(Fri) 21:07
神楽
私は…アナタがどこまで本気か…わからないわ…
(怒ったような悲しいような…複雑さを含んだ表情で睨んだかと思えば目線は下に向き、ふぅ…と溜息をつく。)
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11/17(Sat) 03:18
純
「……私はいつも本気ですよ。」
純はいつになく、力の抜けた様な虚無感の帯びた口調で呟いた。
座り込んで俯く神楽の隣にやって来て座ると
「……私が、何故土蜘蛛を追っているかまだ話していませんでしたね。」
そう言って月明かりに照らされた神楽の横顔を見つめる。
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11/17(Sat) 05:05
神楽
…!
(土蜘蛛を追う理由。気になってはいたがあまり踏み込まず置いておいた話が掘り起こされたことに興味を持ち、ハッと顔をあげ純と目線を合わせる)
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11/17(Sat) 12:38
純
「……私は元々法師ではありません。ただの野盗だったのです。」
純がポツリポツリと話始めた。
「村を妖怪によって全滅させられましてね、父や母も殺され一人になった小さい頃の私は生きる為には何でもしました。」
神楽は黙って聞いている、ただの法師では無いと思ってはいたが……
「ある村を襲った時の事です、私達が村へ行くとそこには妖怪達によって既に滅ぼされた後でした。そこで出会ったのです。……その後私の妻となった少女の楓に。」
神楽は目を見開く。純は自嘲気味に笑いながら
「……彼女は私と同じ境遇でどうしても放っておけませんでした。仲間内には『戦利品だ』なんて言ってましたがね。……やがて私は野盗を止め、楓でを連れて山奥の村で一緒に暮らし出しました。……それから間もなくの事です、その村を土蜘蛛が襲ってきたのは。」
純は神楽と初めて出会った時に見せた、憎しみの篭った目を見開く。
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