町の中3

□第67話 デーモンズ・ライフ
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デーモン[ヘルガー])Zzz…

気持ちの良い朝。森の中でデーモンは寝ている
グランブル)おい。そこのお前
リングマ)邪魔だ
デーモン)zz……

デーモンは目を覚まし、二人の方を見た

リングマ)やる気か?
デーモン)すまなかった

そう言ってデーモンはその場を去った

グランブル)見た目のわりには弱虫だな

デーモンの後ろから悪口が聞こえたが、デーモンは気にしなかった

クロウリー[ヤミカラス])デーモン。おはよう

クロウリーが飛んできて背中に乗った

デーモン)ヨッス、今朝は早いな。どうした
クロウリー)昨日は酷い雨だったから心配でね
デーモン)心配無用。酷い雨なんて昨日が初めてって訳じゃないだろ
クロウリー)そりゃそうだけど。炎ポケモンは水は駄目なんでしょ
デーモン)心配ありがとう

森の中を喋りながらゆっくりと歩いていく
ドドド…

クロウリー)何の音?
デーモン)こっちに向かってねぇか?

こんな場面に似合わない怪しい音…

ドバァァ

森の中で濁流がデーモン達を襲う
不幸中の幸いか、量そのものは少なかったため少し流された程度だった

デーモン)な…何で水が…?
クロウリー)ふ…不幸だね

倒れている2人の所にリク[ヌマクロー]が現れ、応急処置をした

デーモン)流石救助隊だ。素早い行動
リク)偶然ですよ。僕もあの濁流に流されてましたから
クロウリー)それは不幸だね
リク)はははι

リクは笑顔を作りながら応急措置を続けた
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