白の双子
□第2Q
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その日の放課後、私達三人はマジバへ来ていた。
もう頼んだらしいテツ君には先に席を取って貰っている。
「まだなの?」
未だにメニューと睨めっこしている奏。
「よしっ!」
意を決した奏と頼んで、席へ戻る。
「ごめんなさい、テツ君」
「あれ?」
そこにはテツ君と向かい合うように火神君が座っていた。
「お前ら知り合いかよ」
「同中です」
私達の関係を簡単に説明して。
「それより、これ食ってからちょっとツラ貸せよ」
火神君はそう言った。
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