雷蹴
□愛があればなんとやら。
1ページ/2ページ
※只今調理実習☆
神「なぁ浜野。」
浜「んー? どしたの神童?」
神「コレはなんだ?」
浜「それはねー、卵ってゆってー、鶏がうんだヒヨコの進化前の状態だよ☆」
神「えっ、卵ってもっと黄色くてふわふわしたものじゃないのか!?」
速「えー、それ玉子焼きですよ神童くん…」
倉「どんだけ世間知らずだよ。これだからぼっちゃんは…」
浜「ちゅーか、世間知らず以前の問題だよねー」
神「えーと…コレを牛乳に加えて泡立てて………あれ?なぁ、泡立てるってどうやるんだ?」
速「…それはこの泡立て器でかき混ぜるんですよ…はぁ…」
浜「ちゅーか 速水やつれてね?」
神「そっか、かき混ぜるのか。」
ガチャガチャ←神童が小麦粉、牛乳、卵の混合物をかき混ぜる音。
ビチャビチャ←混合物がすべて零れる音。
神「…あれ?」
浜速倉(((なんでコイツと一緒の班になっちゃったんだろう…)))
―――――――――
倉「ちなみに神童、それ誰にあげるんだ?」
神「っ!…それはその…えと、…////」
浜「あ、霧野!」
神「っ!!」
倉(あ、霧野にやるのか。霧野…ご愁傷様…)
霧「お、珍しく全員揃ってるな…なんか甘い匂いしないか?」
速「さっき調理実習だったんですよ。」
神「っき、霧野!!」
霧「ん?」
神「頑張って作ったんだ!良かったら食べてくれないか?(バッ」
霧「…なぁ速水」
速「はい。」
霧「このマフィン、着色料使ったか?」
速「いいえ、あくまでnatural(自然)なcollar(色)です。」
倉「…無駄に発音いいな。」
霧(…なんで青色なんだろう…?)
神「霧野?」
霧「…ありがたく受け取るよ」
神「っあぁ!!(ぱあぁっ」←極上の笑顔
浜(ちゅーか霧野、あんなん食って大丈夫かなぁ。)
速(調理中、見れたもんじゃ…なかったですもんね)
倉(霧野…墓は建ててやるよ)
霧「…匂いは甘くて美味そうだし…ま、いっか。(パクッ」
浜速倉(((…ゴクッ)))
霧「…っ!!!!?」
next→