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□黒のキャンバス
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■ 黒のキャンバス
肌を切る冷気。
空は星が輝いてる。
夏はそこまで来ているのに。
あたしの周りだけ、黒。
何も考えられない。
考えたくない。
このまま、あの空に飲み込まれて、
宇宙のゴミになって、
永遠に、
地球とさようなら。
なんて。
黒いキャンバスを見上げては妄想にふける毎日です。
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