薄桜鬼
□幼なじみ
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「平ちゃん」
午前中の授業の終わりを告げるチャイムがなると幼なじみの名前は千鶴と薫をつれて俺の席へ来た。
俺と名前と千鶴は幼なじみだ。もちろん千鶴の双子の兄である薫も。
「ごはん食べよっ」
にこにこしながら俺の机の前にしゃがみ、机からすこしだけ顔をだす名前はハムスターみたいだな、なんて思いながら席を立ち
「毎日恒例じゃんけんしようぜ!」
と言った。
毎日だと恒例なんて言わねえよな、なんて思いながらも名前が考えたから、なんて思ってその名前を使う俺はそうとう名前に惚れてるんだと思う。
「じゃーんけん、ぽんっ!」
ソプラノの声がそういうとみんな一斉に手をだした。
俺と薫、そして千鶴がグーを出してる中
「うそぉぉぉ…」
名前だけチョキをだして一人負けしていた。
名前に食べたいものを言って、よろしくな!といって笑うと平ちゃーん…なんて俺を子犬のような目で見てきたから
「ほら、これやるから。」
と言ってキャラメルを差し出し名前を喜ばせる。
ありがとう!と言って元気になった名前は千鶴と薫にも注文を聞いていた。
そして、
「薫、一緒に行こ?」
薫を誘っていた。
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