夢の中。
□5話。過去編
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「ふざけんなっ!!」
目の前の男は俺にそう告げた。
「なんであんな、仲間のことをっ!チームメイトをっ!」
そういうことか。俺達からしてみればよくあることだ。
「それで、お前は満足か?」
見事に油を注いだ右の男。
「てめぇっ!!」
「何してんのお前。」
「おまっ!?」
「真太に手を出すな。それでお前の気がおさまるわけねぇだろ?」
「っ!?」
「別におさまればいいってわけじゃないけどさーw
こちとら、大事なレギュラー様なんでね。」
「話は終わったな。行くぞ、みなみ」
「おいっ!」
「仲間意識が高いのは構わんが、チームに埋もれるのはいただけない」
「どういうっ!?」
「お前だけは人事を尽くしたということだ。みなみ、行くぞ」
「そうゆうことっスわー。あーい、いきやーす!」
「ちょっ待てよ!」
「えーっと、キャプテンさん…?でしたっけ」
「っあぁ」
「お前が思い当たる節があるなら高校で仕返しに来い。そしたらまた、俺達が相手になる。」
「っ!…」
「んじゃ!またな!」
「俺が思いあたる節あるの決定かよ…」
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「あれ、##NAM43##だと思うんだけどなー…」
「どうした?」
「宮地先輩ー俺、緑間に中学コテンパンにされたんですけどー…」
「帝光中とあたったのかー」
「そん時、##NAM43##いた気がするんですよねー…」
「えっんじゃあ…
喜多って帝光中だったのか?」