夢の中。

□7話!
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「おつかれちゃん!」

「おう!頑張ったぜー;;」

「すげーすげーって!」

「バカにしてんだろ…てか、真ちゃんは?」

「ちょっとそこまでファンタ買いにーww」

「え、ちょ、なぜにファンタ…真ちゃん好きなの?」

「真ちゃんがまっさかーwwファンタより絶賛お汁粉全力押しでしょーww」

「ブフォwwお汁粉wwなぜにwww」

「うるさいのだよ、高尾…ファンタだ」

「サンキュー…ってなんで缶!?ペットボトルじゃね!?」

「缶しかなかったのだよ」

「じゃあ、2本買えよ」

「2本だと値段が大幅に高くなるのだよ」

「いや、お前のお汁粉もだからな?」

「知らないのだよ」

「まさかのツン!!」


「おい、お前ら…」


「なにっっっ!?」

「これ、あれだよな…俺たちの試合で賭けでもしたんだよな…?」

「そうだが?」

「ちょ、真太」

「お前ら何している」

「「「監督!?」」」

「集合だ。熊谷、前に出ろ」

「はーい」

「…喜多?」



「帝光中出身の熊谷だ」

「帝光中っっ!?」

「監督、それは言わなくていいんすけど…」

「まぁ、いい。で、今から熊谷の能力について説明する」

「うぇ…えーっとですね…簡単に言うと、耳が抜群にいいんですよ」

「そこにいる高尾君みたいに目がいいように俺も耳がいいんすよ。
はっきり言うと、聴力ですけどね」

「どんぐらい聞こえるんだ?」

「2キロぐらい楽勝っす。例えば、部室のマネージャーが今、話してるんですけど…

「バスケ部って背が高くてみんなイケメンだよねー!!1年の高尾君とかさー!
つり目なところもいいしねー^^」

「私は、緑間くんもいいと思う!無愛想なところとかさーそれに…ブフォ!!」

「喜多…貴様…」

「あはははwwちょっとwwまじかwwwまじないわーwwwラッキーアイテムに名前つけてるところとか、かわいいだってーww
よっ!モテ男!!これだか…ら?」

「どしたー?」

「…まじかよ…。マネージャーの中の1位は真太だってー…。告る人とかいるってさー…」

「なっ///」

「ちょっと俺、お汁粉好きなこと話して、好感度さげてくるわ。」

「「「ちょっww」」」

「お汁粉とかww」

「ぜんざいとお汁粉の違いをしゃべらすと止まりませんよww」



「もういいか?」



「監督!?」

「もう一つ話すことがあってな…私から言おう…



喜多は何があってもレギュラー入りしない」



「は…?」

「どういうことだ、お前!?」

「少なくとも、補欠どまりだ。熊谷の諸事情によりな…」

「喜多…お前…」

「いつか理由はわかるからーww平気だっての!もう、慣れっこだぜ!!」

「だからお前は自分で首を絞めていると…
ばれたらその時までやればいいだろう」

「真太ならやるか?」

「…」

「だよなー…だからこれだ」

「お前は人事を尽くしてる…」

「慰めはいらないのだよ!なーんつって!」
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