ボク時々、勇者
□koma'n
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「・・・はっくしゅん!!」
草と土の香りに包まれ、僕は目を覚ました・・・。ここは、東京ではないだろう。だって・・・。東京はアスファルトとコンクリートに囲まれた色のない世界だ・・・。
こんな草原はそうそうないだろう。
「えーっと、」
なぜ、僕はここにいるのか・・・・それは検討もつかなかった。
だって、僕の記憶ではさっきまで√5のライブにたっていたのだから。
僕は立ち上がり、あたりをみまわす。
草原の中に通る一筋の道・・・。
僕はそこへ移動して、しばらくぼーっとあたりを見回した。
「・・・、あー。きもち・・・。」
優しい風につつまれて、しばらく目をつぶっていた。