光差す旅路の先
□03
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「大きな獲物がかかったこと。ふふ」
――天井に次元の歪みができている
――妖術による幻覚か……うかつだったな
糸を断ち切ろうと力を入れるが腕に食い込んでくる。
「無駄な抵抗はおよしなさい。この娘がどうなってもいいの?」
「――やめろ。殺すぞ」
クスッと不敵な笑みを浮かる蜘蛛女を睨み付ける。
「これ以上西へは行かせない。ここからは黄泉への旅路よ。もちろん五人まとめて仲良くね」
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