[Aoex【Dream】]
□Blue. 09
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「なあしおり…マジで何で怒ってんだ…?」
次の日の放課後。
燐はしおりのクラスにやって来た。
「ハァ…。まだわかんない?じゃあヒント。授業前の、噴水」
「授業前の…噴水?え、もしかして…」
「もしかして?」
「あれだよな…うん。勝呂たちの前で。俺が友達じゃねえって言ったから…とか」
「大当たり。でもよくわかったね、燐」
「ああ…俺は秀才だからなっ」
実は一晩寝ないで考えたのだが。
「じゃあ、そろそろ塾行こうぜ?」
「うん。」