「俺の子を孕むか、俺の血肉となるか、選べよ」
□悪魔の囁き〔16〕
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浴室に卑猥な音が響いている。
ジュッ
ジュルッ…ジュルッ
クチュ………ピチュ……ペジュッ…
「んっ……やべ、…きもちい…」
リイルさんの私の頭を持っていた手の指先が、髪の毛を掴んできた。
色っぽいリイルさんの声に、本当は体に力が入らないけど、気持ちよくなってほしくて頑張ろうと思う。
唾液を口の中にいるリイルさんのソレに絡めると、ピクッと彼の腰が揺れて。
「……ん……あ、ハッ……くっ…」
片方だった頭を押さえる手が増えて、リイルさんの両手が私の頭を掴んで腰を押し付けてくる。
舌でソレを舐めて、吸って…。
「……ふ…、ん…出るっ………飲めよ?…っ、クッ…!!」
口の中にいるソレがムクムクッと大きくなり、ビクン!と揺れると。
喉の奥に熱いモノが勢いよく注がれてきた。
「んっんっ、んむっ……」
「…はぁ……、アイコ、お前フ●ラ上手くなったな…」
少しだけ小さくなった彼のモノが口から出ていく。
ピンクがかった精液が、口から糸を引いていった。
「うわ、また勃ちそう」
「ん、んくっ…」
「飲んだな?えらいえらい」
よしよしと頭を撫でられる。
やっぱり……、この味には慣れない。