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□屋上の美ショウネン…1st season
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爽やかな青空、そして心地よい春風。


ここは私が通う学校の屋上。



「屋上の美少年?」


「違うって!美“娼年”」


私は友達の理加[リカ]と屋上へ来た。


私と理加はその屋上の美“娼年”を待っているのだが…。



加藤良哉[カトウヨシヤ]、私と理加より2つ上の3年生の先輩。


その加藤先輩はイケメン、格好いいという表現よりも美しいと言った方が良いほど、綺麗な先輩だ。


私は最初、背の高い女の子だと思ってしまった。



加藤先輩はやはりモテるのだが、ある噂があった。



『一万円、またはそれに相当する物を先輩に差し出すと、天国へ連れてイってくれる』





あくまで噂だけど、昨日の放課後に理加が実際加藤先輩とヤったと言った、1年生と話をしたそうで。



前から理加は加藤先輩に憧れていたので、噂を確かめたいという好奇心と、ただ加藤先輩と話したいという欲望でここ、屋上に来た。



加藤先輩は、ほとんどをここ、屋上で過ごしていていて…



「あれ?」



突然屋上の入口の扉が開く。



現れたのは、一万円札を握っている加藤先輩だった…。
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