長岡野菜とは、
新潟県の豪雪・年間を通じた高い湿度・夏の高温多湿・信濃川が作った肥沃な土壌・・・。
そんな気候風土の中で育った長岡野菜は独特な食感・風味を持ち、戦前からずーっと愛され続けてきた長岡が誇る自慢の伝統野菜です。
長岡野菜は「長岡ブランド教会」によって次の基準を満たされたもので全部で13品目があります。



♦♫♦・*:..。♦♫♦*゜¨゜゜・長岡野菜認定基準♦♫♦・*:..。♦♫・*:..。♦♫♦*゜¨゜



1 古くからあって長岡でしかとれないもの。
2 どこにでもあるけれど長岡でつくるとおいしいもの。
3 新しい野菜だけど長岡で独特な食べられ方をしているもの。


です!


全てめちゃめちゃ美味しいことは間違いありません(*^▽^*) 



それでは、長岡野菜にどんなものがあるかをご紹介致しましょうo(^0^o) 

まずはエントリーNo.1 巾着なす!
”盆だてがんにナスの皮の雑炊……・”
長岡甚句に唄われているのがこのナスです!
明治時代中頃、中島地区で栽培が始まりました。
大型の丸っこいナスで果肉がとてもしっかりしてます。
全国のナスでこれほど果肉が堅くてうまいナスはないですね<`ヘ´>
古来、ふかして生姜、芥子あるいはゴマをふって醤油で食べるふかしナス、又は煮付けにしたり、味噌味のナス炒め、しぎ焼きにしたりと長岡の夏を彩る代表といっていいです d(d´︶`*) 




続いてエントリーNo.2 梨なす
明治の中頃、市内中島地区で栽培が始まりました。
食べてみたら梨のようにみずみずしく甘かったのと洋梨の形をしていたので梨ナスの名がついたとのことです。
また、皮も実も柔らかく浅漬けにすることも多しd(´・ω-*)    
好みにもよりますがが完全に漬かりきるてまえの半生の状態で醤油をさして食べるのをおすすめします。
何故って?
何故ならナスのうまみがストレートにわかるからです♪




エントリーNo.3 糸うりチャン!
金糸瓜(ソーメン南瓜)の未熟果を浅漬けにして食べるのは長岡独特の食べ方で、その食感の面白さは根強いファンを持っています。
もっと多くの人たちが楽しんでほしいものですね!
もう、これは知られざる逸品というべきです( ..)φメモメモ




エントリーNo.4 ゆうごう
長岡弁でユウゴウとなまってしまったためにそう呼ばれています。
大きさは大きいものになると70〜80センチにもなります。
鯨汁になくてはならぬものです人´∀`)
茹でてあんかけも有名ですね。
給食にも出ちゃったりします!



エントリーNo.5 かぐらなんばん
なんばんが日本に渡来したのが15世紀のことで、またたく間に全国に広まりました!
その古い種類が山古志に残っています(〃 ̄∇)ゞ
ゴツゴツした姿が神楽面を連想させる所からこの名がついたとされています。
中の種を中心とした白い綿のようなものが辛いです。ヤバイです。
永い間あまり知られてなかった食材で今後の研究の楽しみもあるそうです(。´-д-)。




エントリーNo.6 ずいき
八ツ頭(やつがしら)の茎です。
大昔から食用にされてきました。
茹でて酢を加えると真っ赤に発色します。
給食で出ると結構悲鳴が上がることもしばしば。
でもこれはズイキの持つアントシアンという色素が酸によって変色するためなので仕方ありません。(´□`。)
長岡では夏の食べ物ですが、乾燥させて保存食にした地方もあるそうです。




エントリーNo.7 肴豆
妙な名前の枝豆ですね(´∀`;)
大昔から香りの強い奥枝豆としてしられていたが、肴豆という名前がついたのは昭和40年代のこと。
この豆をゆでていると隣の家まで良い匂いがただよってくるといわれています!
驚異的な凄さですね!
でも隣といってもゴミゴミした街中ではなく、広々とした農村での話で、まあ話半分としても香りの強いうまい枝豆であることは間違いないです!
9月下旬のほんの一週間だけの楽しみとも言えるでしょう (。╹◡╹。)^♡    




エントリーNo.8 里芋
長岡名物のノッペは鬼平犯科帳にも登場しますが、主役の里芋はどたれ(土垂れ)という勾玉のような格好をした里芋です!
今は大和早生という丸っこいものが中心的です。
しかしヌメリの強さ、食味においてノッペにはこれを使いたいですね(✿→艸←)
特に長岡のどたれは知る人ぞ知るうまさがあります。




エントリーNo9 食用菊
うすいピンクの食用菊。香りとほのかな甘さが癖になるおいしさです。
現在市場に出回ることがほとんどなくなりましたが、農家では自家用に栽培して楽しんでいます。
今年から少しずづ栽培を進め伝統的ないい名前を残したいと思っているそうです!
名前が変わっちゃうんですね(◞‸◟ㆀ) 
赤系の食用菊を下越地方では「柿のもと」、山形では「もってのほか」とよびます。
地方ごとにそれぞれ独特な呼び方があるそうです!




エントリーNo.10 体菜
ほんの一昔前まではほとんどの家庭で四斗樽で漬け込んだものですが、そういう家庭も今や少数派となりました。
日本にやってきたのは明治の初期。
もともと政府が奨励品種として中国から輸入して、冬季に青物が欠乏する雪国で漬け菜として残りました。
特に長岡を中心とする地域は体菜を食べることが多いようです(ノ´▽`)ノ
3月になり青菜が出始めると塩出しして煮る、つまり煮菜(にな、にいな)は郷愁を誘う食べ物であると言えます。郷土料理です。




エントリーNo.11 長岡菜
一説によると昭和の初め頃に体菜と野沢菜または小松菜との自然雄交配で成立した品種とみられていました。
でも実際は体菜よりやや小ぶりです。
一頃は長岡菜一色になったほどですが今は体菜が中心です。
近年あらためて長岡菜の栽培を復活しました(`・ω・´)ゞ
あと、因みに小学館発行の「食材図典」に長岡菜が写真入りで掲載されていることも付け加えておきましょう♪
良かったら見てみて下さいね!




エントリーNo.12 だるまれんこん
晩生種のレンコン。
シャキシャキしたきめ細やかな食感は定評があります!
給食にもよく使われることの多い、定番の食材です❤ฺ(◡ฺ ω◡ฺ〃人)




エントリーNo.13 白雪こかぶ
その名にふさわしく真冬の寒さによる強い甘みと、キメの細かさは抜群!
新鮮な葉も一緒に食べるとそれはもう絶品です(。→ˇ艸←)




(参考:長岡野菜ページさん)

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ