Novel for NAGI

□ガールズトーク☆
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ファジー「あっははははははははは!!!!」


カフェ中にファジーさんの笑い声が響き渡る。


あや「ちょっ、ファジーさん!笑いすぎです!」


ファジー「あぁ、ごめんごめん。

でも…フフフ…まさかあやがそんな相談してくるとは思わなくてね!」


笑いすぎて涙が出てしまった瞳を拭うファジーさん。



今、私たちはある島のカフェに来ていた。


事はつい2時間前。




ナギと恋人になって1年が経とうとしていた。


恋人になってからもナギはいつも優しい。


もちろんケンカをするときもあるし、


ちょっと、ヤキモチが多くなった気もするけど…


でも、仕草一つ一つに私を大事にしようとする気持ちがすごく伝わって


私は毎日幸せだった。


でも、ちょっと…どうしてもナギには話せない悩みが一つある。


内容が内容だけに、シリウスの皆さんにもとっても話しにくい。


こんなとき、誰か女の人が居てくれたら…と思っていた。



ロイ「あやーーーーー!!!

迎えに来たぞーーーーーー!!!!!

ついでに、ここの財宝も奪いにきたぞーーーー!!!!」



ある島に立ち寄り、買い出しを私たちの耳に


ロイ船長の声が届いてきた。


振り向くと、ロイ船長に続いてフィジーさんたちもいた。



ナギ「チッ!!!!また懲りもせずに来やがって…

あやはどっかに隠れ…て、おい!!」



ナギの制止も聞かず、

リカー海賊団を見つけた瞬間、私は駆けだした。



ロイ「おぉ!真珠ちゃん!!

やっと俺の魅力に気付いてくれたか!!

さぁ!愛の航海に出ようじゃないか!!」


そういって、両手を広げるロイ船長。


その姿をすり抜けて、ある人に抱きつき


その人の目をまっすぐ見つめた。





あや「ファジーさん!!!

相談があります!!!!」



みんなが、ポカーンと私を見ていたことには


全く気付かなかった。
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