shortnovel〜comedy〜

□ミニスカート
1ページ/3ページ

「これは!
ブラットレイ大総統閣下」

「やぁマスタング大佐」



東方司令部のとある廊下


人の良さそうな大柄の男と
敬礼した男が並んだ



「閣下、先日提出した案
拝見いただけましたでしょうか?」


「あれか?
見たよ。あれには私も断固賛成だ
期待してるよ、マスタング大佐」

「はっ
ありがとうございます」






「大佐」

「なんだハボック少尉」

「例の案、工場確保オッケーっすよ」

「でかした少尉。
これで後は書類申請だけ─────」


「なんのです?」


ギクッ

機械音が出そうなぐらい
不審に振り替えるロイとハボック


リザはそんな二人にはてなマークを浮かべた


「何の書類でしょうか?
私でよろしければ手配しますが」



「いや!
中尉の手を煩わせる程でもない!ありがとう!!大丈夫だ!」


「そうっすよ!!それにほら!
先週の強盗事件!あれの資料整理とかあるし!!ね!?」

「あれならもう片付いたわ
それに大佐がやるほどの仕事でもないのでしょう?
まだ他の書類が残ってるんです。
申請くらいからばこちらで処理しますから」

「だっダメだ!これは重要機密事項だ!!
ブラットレイ閣下直接からのお達しだし!
とにもかくにも私以外が手をつける事は許さん!!」


そこでリザの目に疑惑の色が浮かびあがった
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ