shortnovel〜comedy〜
□ミニスカート
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「これは!
ブラットレイ大総統閣下」
「やぁマスタング大佐」
東方司令部のとある廊下
人の良さそうな大柄の男と
敬礼した男が並んだ
「閣下、先日提出した案
拝見いただけましたでしょうか?」
「あれか?
見たよ。あれには私も断固賛成だ
期待してるよ、マスタング大佐」
「はっ
ありがとうございます」
「大佐」
「なんだハボック少尉」
「例の案、工場確保オッケーっすよ」
「でかした少尉。
これで後は書類申請だけ─────」
「なんのです?」
ギクッ
機械音が出そうなぐらい
不審に振り替えるロイとハボック
リザはそんな二人にはてなマークを浮かべた
「何の書類でしょうか?
私でよろしければ手配しますが」
「いや!
中尉の手を煩わせる程でもない!ありがとう!!大丈夫だ!」
「そうっすよ!!それにほら!
先週の強盗事件!あれの資料整理とかあるし!!ね!?」
「あれならもう片付いたわ
それに大佐がやるほどの仕事でもないのでしょう?
まだ他の書類が残ってるんです。
申請くらいからばこちらで処理しますから」
「だっダメだ!これは重要機密事項だ!!
ブラットレイ閣下直接からのお達しだし!
とにもかくにも私以外が手をつける事は許さん!!」
そこでリザの目に疑惑の色が浮かびあがった