僕の先輩、大我さん
僕はとある商社の営業部に勤めている。
今日は僕の先輩、大我さんの話をしようじゃないか。
大我さんは、絵に描いた様な俺様だ。
取引先に
『俺だよ!俺、俺!分かんねえのかよ!俺だよ!』
って電話して通報されかけた。
しかし、そんな大我さんは営業成績はトップだ。
飛び込みなんかも得意中の得意だけど、黒いスーツに濃い色のシャツ、たいがい借金取りに間違えられて企業の社長さんを怖がらせてしまう。
でも僕は、大我さんが大好きだ。
僕の契約が決まると、子供みたいに喜んでくれるんだ。
僕が仕事で失敗すると本気で怒ってる。
(ハンパなく怖い!)
僕も大我さんみたいな営業マン、目指すぜ!