籠球短編
□キス魔シリーズ 2
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『神せんぱ…もう戻らないと…んっ///!!』
「もうちょっとだけ…」
『んっ…んんっ///』
「ん…ひつじ…」
『ふぁ…ん…///』
「…好き…大好きだよひつじ(チュッ)」
『私も…神先輩が好きです///。』
「…可愛い///。あと一回だけ…」
『んっ…』
―ガチャッガチャガチャッ
『「…!!」』
「神さーん、ひつじー?」
「…時間切れ…か。仕方ないね。」
『そうですね。』
「忘れ物見つかりましたかー?つか何で鍵かかってんだ?」
―ガチャッ
「やぁ信長、タオル見つかったよ。鍵は最近調子悪いみたいで一回扉を閉めたら中からしか開かないみたい。」
「そうだったんスか。今度から気をつけないとだな。」
「ひつじ、探し物一緒にしてくれてありがとね。助かったよ(ポンポン)」
『はい///。』
「んじゃ戻りましょうか。そろそろ練習試合始めるって言ってましたし。」
「そうだね。」
秘密の恋愛…っていう訳ではないけれど、俺たちが恋人だという事はまだ誰にも話してない。隠してるんじゃない、言うタイミングを逃しただけ。
「ひつじ。」
『……?』
「愛してるよ(チュッ)」
『///!!』
むしろ公言したいくらいだ。
ひつじは俺だけの女の子なんだってね。