あたしはね…
□始まりの時
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あの日から約8年がたった。
私たちは今旅をしている。なぜあの人たちが殺されなくてはならなかったのか、誰がそれを企てたのか知るために…。
いま私たちは、「ベテヌ」という村に来て一休みをしている。
なんだけど、さっきからペントの周りが異様にうるさい…。
「君かわいいね!」
「歳いくつ??」
「隣の子彼女??」
などと、複数の女が寄っている・・・。
この天然女たらしが…。
イライラしてきた…。キレていい?
いいよね…。
片足を数十センチ上げて…。
『ダン!!!』
こうして地面はへこみましたとさ。