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□すれ違い
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とある休み時間。
雪男は、次の授業の為に教室へ向かっていた。


教室の扉の前へ行くと、中から楽しそうな声がした。

「奥村くんは、弟想いなんやなー」
「え? そうかー? えへへー」

扉の前で雪男は、ぽつり、呟いた

「はあ、兄さん達はいつも賑やかだなぁ」


そして、扉を開く、

「皆さん、席に着いて下さい」

「「はーい」」
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