妖狐×僕SS
□塗り壁事件@
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反「じゃぁ手分けして探そうぜ」
『連絡先教えて?』
結愛はピンクの、拓馬は藍色のケータイを差
し出し全員で交換した。
凛「ふん 最初の使い道がこれとはな」
反「じゃあ俺は上から捜すな〜」
一反木綿の格好になり飛んでいく
凛「おい外だぞ。」
『大丈夫?』
反「見つかった時は風に飛ばされてる
紙切れのフリするから〜」
凛「おい!フリじゃなくなっているぞ!!」
『連!行方不明者が増えるからっ!!』
ちよちゃんと私は連を追いかけるために
走り出した。
―――ずあっ―――
凛「『!?!?』」
私達2人の周りを囲うように黒いモノが
覆った。
御「凛々蝶様!!」
拓「結愛!!」
2人の声をさえぎるように私たちは
暗い所へ閉じ込められた。
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