妖狐×僕SS

□塗り壁事件A
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反「…い、ゆあ…結愛!!」

『…え、れ…連?』

反「よかった…心配したぞ。

  もう大丈夫だ」

 …ありがとう、連。

『うん、ごめんね。

 大丈夫…』

凛「…反ノ塚。彼…彼らは無事か?」

反「あぁ…。」

 早くここから抜け出さないと…

凛「ふん、こんなもの…

  破って通ればいい」

―――ザァァ―――

 ちよちゃんの変化…

 鬼だったんだね。

 …てそれどころじゃないよ

『ちよちゃん、私も手伝うよ』

凛「…大丈夫だ。僕だけで十分いける

  休んでいてくれ。」

 やっぱり…優しいんだね。

凛「悪いが斬り捨てるぞ

  淋しがり屋の犬が待っているからな!」

――ザンッ…ザン!―――

 ちよちゃんっが斬っていくと黒い壁が消えた

―――パンッ―――

凛「…君」

御「凛々蝶さま…ご無事で!」

拓「結愛!!」

『た…拓馬ぁ!!』

 泣くのを我慢して拓馬に飛びついた。

『拓馬ッ!!…ううぅ』

拓「…もう大丈夫だ。

  ほら、連勝に礼を言いな?」

『…連ッ!あ、ありがとうぅ!!』

反「ん?…あぁ!」

 よかった…連がいてくれて

 助かったよ。



























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