緑色
□プロローグ
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キィィ、バンッ……
「涼!」
真ちゃんが駆け寄って来た。
「だいじょーぶ、へーき、へーきっ」
と言って俺はへらりと笑った。心配している真ちゃんに
「ホントに、だいじょーぶだって!」
と言って、立ち上がった。
ズキッ……
あぁ、これヤバいな……
立ち上がった瞬間、足に鈍い痛みが走った。
「ってか、時間ねぇーし、行こうぜ!」
と言って、真ちゃんを急かした。
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