SEED

□ハーフコーディネーター
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『大尉は…ハーフコーディネーター″って、どう思いますか?』
フラガの部屋の机に座りユーナはフラガに聞いた。

私の過去をどうこう話す前に問題はこれだ。
ハーフコーディネーターに偏見を持たれていたりしたら、それでこそ大尉と話す事はもう出来ないだろうから。

「ハーフか…っま、その人柄にもよるんじゃないの」
ほら、っとコーヒーを煎れてくれた。
今の状況じゃ精神的に呑む気にはなれなくてカップを持ったままだが。


「坊主と一緒だろ??
 坊主だってコーディネーターだがちゃんと友達だっている。あいつだって出来るからって俺らを見下しちゃいない。
 ただ…今のこの状況じゃあ生きていくのは大変だと思うがな。」

『大尉が…そう言ってくれて安心しました』
私は此処で話すと入ったが自分の身元まですべてぶっちゃけてしまう気はない。

でもドン引きされる事はないようだ。

『私、捨て子だったんですよ』
「な!!」
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