短編、中編
□もどかしいキモチ
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「んっ、あぁ…っ、ひ、よし…////」
「なんだ名前」
「やめ、て…っ、あぁっ」
「何を。…それに止めていいのか?こんなに濡れているんだぞ」
そういって、中にグチュリと指を二本いれた。
「ひゃあっ…!」
「ほら。ドロドロじゃないか」わざと音がなるようにかき混ぜる。そうすると、名前はもっと顔を赤らめて喜ぶ。
そのくせ、嫌だとか言う。
「気持ちいいなら、そうと正直に言え」
「よく、ない…気持ちく…、ないっ…」
「大洪水なのにな」
指を引き抜いて、愛液がついた指を見せつける。
「こんなに濡れてんだぜ?…淫乱」
「違う…もんっ…!!…名前、淫乱なんかじゃ、ないっ」
「よく言うな。…これならどうだ?」
バイブをまんこにブッサシてやった。
電源はいれないままで、中でグリグリと穴を広げるように刺激する。
「んっ、あぁひゃぁっ!!…あぁっ!!」
「ほらな。淫乱」
バイブを出したり、入れたり、を繰り返していると液がジュポっと音を立てて出てくる。
その光景がおもしろくて、もっとみたいという考えになった。
「もっとよがれよ。こんな機械いれられてアンアン言って腰振ってさぁ、この変態が」
言い終わると同時に、電源オン。
う゛ー、う゛ー、う゛ー
と機械音をたて、膣内で蠢くバイブ。
それをさらに俺の手によって上下運動を重ねる。
「ああぁっ!!…だめぇ、とめて…あぁんっ!!…っや…!」
「誰がとめるかよ」
振動を一番つよい強にしてやる。
「はぁぁっん、!…らめぇ、…おねがいっ、とめて!!…だめ、!イく…、イっちゃう…!!」
プシャァと音を立てて潮を噴いた名前。
「潮をふくなんてな、偽物のちんこで。」
俺は自身を取り出して名前の顔にぺちぺちと叩きつける。
「…んっ、あぁ…」
「ちんこを顔につけられて感じてるのか?…変態だな」
「…変態じゃ、ない」
「黙れ」
無理やり名前の口にちんこをくわえさせた。
「んう゛、ひゃよし…の…おいち…」
「そんなんじゃ感じない。もっと舌で舐めろ。唇で締め付けろ」
「んう、…きゅち」
指示通りに亀頭をちろちろ舐める名前。
「舐めるだけじゃなくて、手も使え」
名前の右手をとり、ちんこを掴ませた。
「ん、むぅ、…ぁ…」
「ヘタクソ」
「真面目にやれ」
「…ま、…じっ、へぇ、だも…、ん…」
「…もういいさ。名前はフェラは向いていないな。…脚をひらけ」
「…やだ…///」
「今更恥ずかしがってどうする?…なんなら写真でも撮ってやろうか?」
「…やだ、写真は止めて…」
「ならひらけ」
恥ずかしくてそんな事したく無かったけど、日吉から言われると何故か抵抗できなかった。
目をかたく瞑って開いた。
「蜜が太ももについて、ひらく時にのびているぞ」
「や、言わないで…」
「ぁ…、」
日吉は太ももについた愛液をペロペロとなめとった。
「お前のココ。見にくいな」
そう言って日吉は割れ目を人差し指で、つつーッとなぞった。
「おい、脚をまげろ」
言われた通りに膝をまげた。
「縛るぞ」
「え、ちょっ、日吉!?」
あろう事か日吉は私の足首と脚の付け根を固定し、縛りあげたのだ。
これでは、秘部が丸出しじゃないか。
それに脚を広げているため、マンコは全開だ。
…なんていう羞恥。
だが、心地よい開放感が自分の中に広がったのも事実だ。
どうしてだろう。
羞恥が心地良いなんて。
私、Mになってしまったのかな?
「随分、いい眺めだ」
「そのまま動くなよ。」
「え!?日吉…っ」
私の足を縛り上げたまま、日吉は部屋から出て行った。
どういう事?
開かれた股からは少し乾いた液が見える。
風がふいているわけではないけどスースーする。
あぁ、ヤバい。
なんかこの状況もヤバいかも。またもっと変な気分になりそう。
やっぱり私は淫乱なのかな。
「おとなしく待ってたか?」
そう言いながら部屋に戻ってきた日吉。
「ん…」
足を開いた名前の股の間にすわる。
そこへ白くてフワフワしている何かをたっぷりつける。
「なに…してる…の?」
「剃る」
「え、な、ちょっ」
フワフワしたものは剃るための泡立てた石鹸だったのだ。
「動くとお前の大事な陰部が傷つくぞ。いいのか」
「…やだぁ…」
「ならじっとしていろ」
日吉が丁寧に石鹸を塗るのですら敏感に感じてしまう。
ヌルヌルした感覚が気持ちいい。
「石鹸に感じてるのか…?」
「やっぱりお前は手のつけようがない変態だな」
塗り終わった所へ剃るための刃を近づける。
何回も往復させて全て綺麗に、毛をそった。
「見やすくなったぞ」
まだ少しついている泡をティッシュで拭き取ると鏡で名前に恥部を見せつけた。
「や、やらあ…////」
「ここがお前がいつも色んなモノを加えている所だ」
しばらく無理矢理みせているとトロリと液が溢れ出た。
「お前……。自分のを見て感じてるのか…」
明らかに日吉の顔は嫌悪に満ちていた。
「やだ、っ…やだぁ…、ひよっ…ひよし…や、きらい、に…なっちゃ…やだ…」
日吉は知らないだろうけど私は日吉が好きなんだ。
いつからこんな肉体の関係になってしまったかは分からないけど、本当に好きなんだ。
だから日吉にどんな恥ずかしい事をされても我慢できたし、別に嫌じゃなかった。
日吉は私の事は何とも思わずにただ性欲を発散するためのもの、としか思ってないだろうけど。
本当に私は日吉が好きで好きで大好きなんだ。
だからこんな事で嫌われたくない。
気が付くと涙がでていた。
「おい、何故なくんだ?」
「ひよ、しに…っ、嫌われ…たくないっ」
日吉の首に腕をまわして抱きしめた。
…初めてかな。
こうして日吉を抱き締めたのは。
交わる事は何回もあったのに。
「何してる!?」
抱き締めたのにすぐに日吉は腕から逃げてしまった。
「…も、駄目?…ひよしは名前…の事、嫌い?」
「……」
黙り込んでしまった。
あぁ、遂に嫌われちゃったのかな。
「…なんで、なんでっ!!お前はそんな事…言うんだよっ!」
怒っちゃった…。
…あんな事言わなければ良かったかな。
「だって、日吉が好きなんだもん。嫌われたくな…「黙れ」
私の言葉は遮ってしまわれた。そのまま強い力で日吉に手首をつかまれた。
ギチキチ聞こえそうな両手首。そんなに怒らせてしまったのかな。
「日吉、ちゃんと聞いて私は日吉が好き、好きなんだよ」
「うるさい!」
仰向けに寝ている私の上に乗った日吉はなおも力強く手首を握りしめる。
「日吉、手首いたい」
「お前がわるいっ!!」
そういきなり叫んだ日吉は、自身を急に挿入れてきた。
「くっ…」
「いたい…!日吉っ…」
「うるさい、黙れ!!」
怒りをぶつけるかのように激しく激しくつかれる。
「あぁっ…!!ひよ、っ…し」
「もっと鳴け!声がかれるまで!!」
乱暴につかれる。
だけど気持ちよくて、融けそう。
「ああぁっ…!!ひゃっ!!…ひよ…し、あぁんっ!!…ひゃあっ」
「くっ…!」
最奥を何度もつかれてヒクヒク痙攣しているのは自分でも分かった。
「も、駄目っ!!むりぃ……ひゃっ!…イく…!!…イっちゃう…っ、!!」
「…っ!!」
どうやら私がイったときに日吉も一緒に絶頂を迎えたらしい。
そのあと、足を縛っていたヒモは解かれた。
足首は赤くあとがついていたけど。
「…日吉、大好き…」
こう呟けばまた日吉が怒る事は分かっていた。
…と言うかワザとだった。
「……頼むから静かにしてくれ。」
予想とは違って日吉はヘタ、と私の首元に顔をうずめた。
どうしたの?って聞きたかったけど何も無いって言われて日吉が離れるのが嫌だったから私は黙って首元にかかる日吉の息を堪能していた。
「名前」
「何?」
「…お前、本当に俺が好きなのか」
日吉は尚も首元にうずもっている。
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