短編、中編
□rose_blood
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理由はただひとつ。
"君が好きだから"
「どうしてこんな事するの?」
とか、
「もう止めてよ」
とか
「なんで私なの?」
とか。
そんなの聞くまでもないじゃないか。
理由は決まってる。
『君を愛しているからだよ。』
だから今日も俺は君を愛す。
この愛が重くて酷くて痛くても。
この愛は俺からのプレゼント。
いつも君からたくさんのプレゼントを貰うからこれは俺の気持ち。
君から貰う物はいつだって綺麗で派手で鮮やかな物だ。
サラサラと俺の指を抜けていく感触とか本当に好き。
そして少し鉄くさいけど、そんな匂いも落ちつけるんだ。
とどのつまり俺は君がいないと生きてイケナイ。
だから今日も俺は君からの
プレゼントに
喜ぶ。
君も嬉しいのかい?
泣いてまで喜んでくれるなんて。
あ〜。涙もおいしいね。
もっと頂戴?
君の体から出る全てを俺に頂戴。
まずは、いつものプレゼントから。
--真っ赤な液体を頂戴--
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