儚いからこそ美しい

□世界で一番弟様!!
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私には大切な大切な弟がいる

レ「シュヴァーン?もうすぐ昼飯だって〜」

にこにこと笑いながらレイヴンがはいってくる

ああ!!なぜ双子の、しかも弟だというのにこんなに可愛いんだ!!

レ「シュヴァーン?お〜い、聞いてる??」

シ「ああ、どうしてレイヴンがそんなに可愛いか、だろう?」

レ「あ、駄目だわ、頭おかしいわ」

冷たい目線が送られる

ふ、そんなツンデレなところも可愛いぞ!

レ「そんな話じゃないわよ
お昼ごはん!!俺お腹すいたー!!」

シ「あ、ああ、そうだったな。行こうか」

レ「うん!!今日はサバ味噌だって!!
青年のお手製よ?俺楽しみだな〜!!」

何だと!?

おのれ、ユーリ・ローウェルめ…

レイヴンの好物を作って好感度をあげるつもりだな!?

シ「レイヴン!!これから私と一緒に昼寝だ!!」

レ「はあ!?何いってんの!?ご飯だってば!!サバ味噌よ!?」

シ「な!?お前は私とサバ味噌、どちらが好きなのだ!!」

レ「サバ味噌」

シ「!!」

く、我が弟ながらきっぱりと言うな…

こんなに立派になって、私は嬉しいが、同時に悲しくもある

お前は兄の手を離れていくのだな…

ショックのあまりにヨロヨロと膝をついた

レ「んもう、しょうがないな…
…好きなのはサバ味噌だけど、大切なのは…兄ちゃんだけよ?」

シ「!!?」

兄ちゃん・・・・・・だと!!?
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