儚いからこそ美しい
□幸福論
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俺の一日は朝食を作る事から始まる
レ「ふふんふ〜ん♪」
この誰も居なくて静かな時間が好きだったりする
勿論、皆と騒ぐのも好きだが一日のうち数時間でも一人の時間が欲しいものだろう
レ「ん・・・なかなか上出来じゃないの♪」
自分が作った飯の味に一人満足する
ああ、何だって35にもなるオッサンが料理のスキルだけぐんぐんと上がってしまうのか・・・
少し悲しいかな・・・
ユ「はよ、オッサン」
むに。
レ「ッ!!ギャアアアアアーーーーー!!!!?」
ユ「ッテ!!殴るこたねーだろ?」
レ「急にケツ掴まれたら普通殴るでしょ!?」
シ「どうしたんだレイヴン!!?
またエローウェルにセクハラされたのか!!?」
ああ、また厄介な奴が現れたわ・・・
レ「に、にいちゃ・・・」
ユ「誰がエローウェルだ」
そう言う青年は未だに俺の尻を揉んでくる
勘弁してくれ・・・
こんなオッサンのケツ揉んで何が楽しいのよ!!
シ「貴様!!レイヴンから離れろ!!」
ユ「断る!!俺の一日はオッサンの尻から始まりオッサンの尻で終わるんだ!!」
レ「オッサンの尻で終わるってなによ!?」
ユ「え?・・・・そんな、言わせるなよ・・・お義兄さんの前で///」
恥らう姿は女の子がやればそれはもう可愛いだろう・・・
しかし・・・
しかしだな!!青年がもじもじしても呆れしかない!!
シ「誰がお義兄さんだ!!」
青年の腕から俺を離す
レ「兄ちゃん、落ち着いて・・・青年もセクハラ反対!!」
ユ「セクハラじゃない!!愛情表現だ!!」
セクハラだよ!!