儚いからこそ美しい

□ブラザーコンプレックス 2
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ヴェスペリア高校か…

確かあそこ、凄く大きかったな

シ「わかった。早速明日来るか?
校長には俺から連絡しておこう」

レ「ん。ありがと兄ちゃん」

シ「可愛い可愛い可愛い!!」

レ「もうやだこんな兄貴」

壊れたシュヴァーンを冷めた目で見て、俺は玄関に向かう

レ「とりあえず、俺自分の荷物持ってくるわ」

シ「ああ、俺が車を出そうか?」

レ「大丈夫よー。家の場所も覚えたしね
それに、バイクがあるもの
…そういえば、俺のバイクって置ける?」

シ「問題ない。レイヴンと一緒に住めるように大きめな家と駐車場を選んだからな!!」

…生きてるかどうかもわからない弟の為に、御苦労なことで…

レ「了解。ついでに何か買い物でもしてこようか?」

シ「いや、それは後で共に行こう
お前もこの辺りの地理を覚えたほうがいい」

レ「そうね、じゃあお願いするわ
…いってきます、兄ちゃん」

シ「!!ああ、いってらっしゃいレイヴン!!」

そんな嬉しそうな顔をされてもねぇ

そして俺は荷物を持ってきて片付けた

元々持ち物は少ないので、予定よりも早く終わった

シ「それでは、行くか?」

レ「はいよー」

車を出してもらい、スーパーについた
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