小説 裏通り
□やめないで
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今日は運良くサッカー部の活動は休みだ
俺は彼女と一緒に帰るために校門で待つことにした
そして今日の計画は、まず彼女を校門で待ち、一緒に帰る、そして俺の家に連れ込む、そして部屋で告白
部屋なら落ち着けるかもしれないし、告白の台詞だってスラスラ言えるかもしれない
咲夜「あ、四季君」
四季「うわっ!咲夜ちゃん!」
咲夜「ふふふ…何を驚いているの?変な人ね」
四季「…あっ、はは…」
咲夜「今日、部活休み?」
四季「あ、そうそう!だから一緒に帰ろうよっ!」
咲夜「もしかして、そのためにここでずっと待ってたの?」
四季「う、うん!まあね!」
咲夜「…嬉しいな…」
四季(照れてる咲夜ちゃん、すっげー可愛いよなぁ…)
咲夜「じゃ、一緒帰ろっか…」
四季「うんっ!」
数十分後−
四季「…ねぇ咲夜ちゃん…」
咲夜「なに?四季君」
四季「俺んち寄ってかない?」
咲夜「……ふふ、いいけどエッチな事しないでよ」
四季「だ、大丈夫大丈夫!」
四季「何にもしないからさ!」
咲夜「ほんと…?」
四季「ほんとほんと!」
白石家−
四季の部屋
咲夜「うわぁ〜!四季君の家に来たの久しぶりね!すっごくなつかしい!」
四季「部活で忙しくてなかなか皆で遊べなかったもんなぁ〜」
咲夜「とくにうちの高校はサッカー部すごい強いもんね」
四季「あはは、メンツがいいんだよなうちのサッカー部は」
咲夜「あれ?ところで春ちゃんは?」
四季「あ、春人なら放課後友達とゲーセン行くってよ」
咲夜「てことは、この家には私と四季君、2人しかいないって事よね?」
四季「ま、まあそうなるね…」
咲夜「………モジモジ」
四季(ヤバいっ!この気まずい雰囲気はヤバいっ!本当は和やかな雰囲気の時にさりげなく言おうと思ったけどしょうがないっ!)
四季「あっ!あのさっ!」
咲夜「…?」
四季「お、俺!さ、咲夜ちゃんの事が好きなんだよっ!小学校初めて会った時からっ!」
咲夜「え…?」
四季「だっだから俺とっ」
咲夜「いや」
四季「えっ!?」
咲夜「それって四季君が私と友達じゃなくなっちゃうってことじゃないっ!そんなの死んでもいやっ!」
四季「…と、ともだちじゃなきゃ…だめなの?」
四季「…じゃあ俺咲夜ちゃんと絶交しちゃおうかな」
咲夜「……え…ぜっ…こう?」
四季「そうだよ、絶交したらもう口も聞けなくなっちゃうね」
咲夜「そ、そんなの嫌だよ…」
四季(あぁ…何ヒドい事言ってんだよ俺…ついカッとなっちゃったからって…)
咲夜「いやいやいやぁっ!絶交なんてしないでよっ!今まで通り仲良くしようよっ!何でもするからぁっ!」
彼女はついにヒステリーを起こしてしまった、でも俺はついとんでもない事を言ってしまったんだ
四季「じゃあヤらしてよ」
咲夜「………?」
四季「ヤらしての意味もわかんないんだね」
俺は彼女に無理やりキスをして舌をねじ込んだ
咲夜「ん…ぁ…」
そして彼女の綺麗で可愛くて透き通った喘ぎ声を聞いてスイッチが入ってしまった
咲夜「きゃっ!」
俺は彼女をベッドに押し倒してしまった