小説 裏通り

□幸せの日々
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彼女を犯してしまって2、3日たった

学校では彼女に合わせる顔がなかったので、なるべく会わないようにしていた

今でも彼女にとても酷い事をしてしまったとかなり反省しているつもりだ…

彼女の泣いた顔なんて見たくもなかった
彼女に笑ってほしい

…逃げちゃだめだよな今日こそ彼女と向き合ってちゃんと本気で謝らなきゃ


あんな事して許してもらえないかもしれないけど…






放課後は大好きな部活を休み彼女に会いに行く事にした
サッカーなんかより彼女の心の傷を少しでもやわらげるほうが大切だ


学校−(朝)

彼女の様子が気になり、彼女の教室を覗いてみた
すると驚く事に彼女は1人じゃなく十数人の男女と楽しそうに話していた

四季(おかしいな…いつもは1人で本を読んでいるのに)

四季(でも、あんな楽しそうに話してる咲夜ちゃん久しぶりに見たな…)


俺はとりあえず今はそっとしておく事にした
もしかしたら彼女にもやっと友達が出来たのかもしれない
彼女が幸せなら俺も幸せだ

しかし、いくら笑っていてもこないだの事で心に傷を負ったに違いない

四季(ちゃんと謝らなきゃな)

放課後ー


彼女に謝るために彼女の教室に行った
だけど彼女の姿が見当たらない
俺はそこらへんの女子に彼女の居場所を聞いてみる事にした


四季「なあ、咲夜ちゃん知らない?」

女生徒「あぁ、彼女ね」

女生徒は陰険な笑みを浮かべてこう言った

女生徒「彼女なら旧体育館の体育倉庫にいると思いますよ」

四季「旧体育館の体育倉庫…」

女生徒「クスクス、じゃあ私はこれで失礼します」

四季「あ、ああ、さんきゅ」

四季(…何でそんな所に?)

とりあえず俺は旧体育館の体育倉庫に行って見る事にした


体育倉庫−

四季「えっと…ここだよな?」
??「…ンン…」

四季「っ!?」

彼女の声だっ!!

俺は倉庫の扉を少し開けて中を覗いてみた


俺は絶望に染まってしまった


彼女が大勢の男子生徒から陵辱を受けていたからだ


咲夜「んっ…んぐっ…」

男子生徒A「おらおらっ!手が止まってるぞっ!ちゃんとチンコしごけよっ!」

男子生徒B「歯立てんなっつってんだろっ!へたくそっ!」

ドカッ

咲夜「ぐっ…ふぅっ…ご、ごめんなさい…」


男子生徒C「おっ!昨日より締まりが緩くなってるなっ!ヤリマン咲夜ちゃんっ!」

咲夜「ふ…あっ…はんっ」


ビュルルルー

男子生徒C「ひゅううぅっ!咲夜ちゃんの中にいっぱい俺の精子出したぜっ!次誰よ?」


男子生徒B「やっとかよっ!待ちくたびれたぜっ!じゃあ挿れるぜ!」

グンッ

咲夜「あ゛あ゛ああっ!んっ!ぎも゛ぢぃいいいっ!もっとおお、おちんぽちょうだいっ!」
男子生徒B「そんなに欲しいならくれてやるよっ!オラオラオラオラオラー!」

ズッコンボッコンズッコンボッコンッ

咲夜「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」

男子生徒D「咲夜ちゃん、いいねぇ〜昨日よりおねだりが上手になってる!俺達が調教したおかげだね」

男子生徒E「どんどん穢れていくな、咲夜ちゃんは」

咲夜「あ…んっ…えへへ…」


俺は意味の分からない光景に耐えきれず、扉を思いっ切り開いた

四季「なっ、何やってんだよっ!?オメーらっ!!」

皆一斉にこっちを見た

男子生徒C「なぁんだ、先公かと思ったらB組の白石かよ」

男子生徒F「白石、お前もどうだ?この女『友達やめるぞ』っつったら何でもしてくれるぜ」

四季「なっ…!?」

俺はふと彼女を見た
彼女の白く美しい肌はかなりの傷、アザだらけになっていた
煙草を押し付けた跡のようなものも見られた

美しい顔も穢らわしい男共の精液まみれだった

体のあちこちに『ヤリマン』『肉便器』『一回無料』などの汚い言葉がカッターナイフで刻まれていた

太股に『正』という字も…

彼女の桜色で綺麗だった生殖器は血で滲んでいて赤黒く擦れていた

それなのに、彼女は幸せそうな笑みを浮かべていたのだ

四季「…咲夜…ちゃん…」

俺はショックで死にそうな気分だった…
大好きでたまらなかった彼女がこんな悲惨で哀れなめにあっているのと、彼女が壊れてしまった事…

辛過ぎた

辛過ぎて憎らしかった、悲しかった、彼女をこんな目にあわせたここにいる連中全員を殺してやりたい

男子生徒A「あー、お前このヤリマンメンへラ女飼ってたとか?」

男子生徒D「ぷっはw、まじか、今までコイツはお前だけの肉奴隷だったわけだ」

四季「……俺がそんな屑に見えんのかよ」

男子生徒F「だって、お前不良じゃん!何人も女たぶらかしてそうに見えるっつーの!」

男子生徒全員がゲラゲラ下品に笑ってた

俺の中で何かが吹っ切れた

四季「ふざけんなぁああああああああああああっ!」
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