02/09の日記
23:26
夢の中で出会う 馬岱夢
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「わー!馬岱さんだー!」
夢うつつな暗闇の中、突如背後からかけられた言葉。
暗闇には不釣り合いな興奮を隠さない甲高い声。
驚いて振り向くと、見知らぬ少女。
目とはなの先、というほどではないがそれなりに近い。
彼女にまったく見覚えはないが、親しみを込めた満面の笑みを浮かべてこちらを見ているのを見ると、どこかであったのだろうか、と不安になってくる。
会ったことのある人間は、わりと覚えてるほうなんだけど……
「えっと、君とどこかで会ったことあったかな?」
彼女は首を左右にふり、やはり満面の笑みを浮かべて言った。
「ううん、ないよ!
私が一方的に知ってるの。
夢でも会えて嬉しい!」
くすくす、と暗闇に響く笑い声。
「ああ、やっぱりこれって夢なの?」
出会ったことがない女の子が夢にでてくるのか……
「なんだかおかしな夢だね。」
彼女の容姿は好ましく嫌悪感を抱くことは決してない。
理想が夢の中で形にでもなっているのだろうか。
「夢なんだから、なんでもありだと思うの。」
彼女の言葉に、確かに、と頷いた。
「それにしても、馬岱さんは大きいのね。
180cmって資料には書いてあったけど、やっぱり目の前にするとすごい迫力!」
「180……せんち?」
「あー、うーん……
センチはセンチ!単位だよ!」
「単位、ねえ……」
そんな単位あっただろうか?
「夢なんだから、きっと俺の妄想なんだろうけど、新しい単位を発明しちゃうほど俺って夢見がちなのかな?」
「え?これは私の夢でしょう?」
「俺の夢だよ!」
「私の夢だよ!」
「じゃあ君はどこかで生活している実在する人物だって言うの?」
「そうだよ!実在するよ!
馬岱さんこそ架空の人物じゃん!
なに自分の夢にしてんのよ」
腕を組んですごんでいるのであろう彼女は、圧倒的な身長差のせいで図らずとも上目遣いになっている。
その姿があまりにも微笑ましくて、
「君、それぜんぜん怖くないよ?
上目遣いになってるし!」
思わず笑ってしまった
「……なんかむかつく。」
俺を見上げていた瞳は気まずそうにそらされた。
機嫌を損ねてしまっただろうか、と不安がよぎるが、彼女はまたこちらに目をむけて、
「まあ、いいよ。どうせ夢だし。」
また満面の笑みを浮かべて、
「ねえ、私ね、馬岱さんの話が聞きたいの。」
「話……?」
「うん!なんでもいいの。
最近面白いと思ったこととか、驚いたこと、悲しかったことでもいいし……」
彼女は笑みを消して、一瞬、少しためらいがちに目線をそらせた。
しかし、すぐに、真っ直ぐに俺の目を射抜く。
「私は馬岱さんの近くにはいない人だから、同じ世界には存在し得ない人間だから、どんな愚痴も聞けると思うの」
「なんで、そんなことを聞きたいと思うの?」
「それは……」
ぱっ、と彼女の顔が赤くなる。
「それは……私が馬岱さんのことが大好きだから!」
彼女の瞳の中には豆鉄砲をくらったような顔をした俺がいた
続くかも
キャラソン聞いてから断トツで馬岱がフィーバーしてしまってやばいです。
いままでは徐庶、馬岱、法正の順で好きでしたが、いまはもうぶっちぎりで馬岱一択です。
歌声がつぼすぎて……!
私はめったに2次元のキャラは夢に出てこないのすが、夢に出てきてしまうほどに馬岱のことしか考えられなくなってしまいました。
もっと夢に出てきて欲しいです。もう虐げられる夢でも蔑まれる夢でもいいので、お願いします神様女神様仏様オロチ様!!
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