U

□第一羽
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〜〜SIDE?〜〜

「零」


自分の部屋の写真に届くはずのない声をかけてみた。
ぐちゃっと一部だけつぶれてあの子の無愛想な顔が私をにらんでいるようにみえた。


「(ごめんなさい…)」


あのときの私は未熟だった。
あの時、あの瞬間まで私は本当に大切なものがなにかに気づけなかった。

結果、私は親友を失った。

あの時あなたは笑っていたね。
その笑顔はまるで私を責めているようだった。

なんでも出来た私の親友。
幸せそうだった私の親友。
私の好きなと両思いだった私の親友。
私のもっていなかったものをすべてもっていた私の親友。


ナルトがサスケ君を追いかけているように、私もあなたを追いかけている。


「次こそは……絶対私もあなたを…」


-------------ナルトと一緒に取り戻すから
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