novel
□プロローグ、若しくは奇人のモノローグ
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さて、オレの話を始めようか。昔の話さ。
まだ大事な宝物がみんな手元にあった頃。
過ちに気付いても尚、目を背けていた頃。
…気付いたオレが止めるべきだったんだ。そうすれば彼奴は、彼奴は…
やはり今が幸せか?
掛け替えのない相棒を得て。
それでも、『オレ達』にとっては、
絶望的事実。
There is always the joker with him.
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