ー想ヒ人ー
□-見えないアイツ-
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俺はサイバトロン戦士クリフ
俺にはたった一つの悩みがある
それは・・・
「どうしたんだい?クリフ」(ひょこっ)
「だひゃぁあッ///」
そう・・・
「だひゃ??」
このアホ面のヤツに惚れてしまった事だ
おまけに・・・・
「あー、うー、ああー//////」
目どころか顔さえも合わせられねぇ・・・
コイツに惚れちまった事の発端は忘れもしない
俺がデストロンのヤツを血祭りに上げようとヤツ等を追っかけたらコンドルに返り討ちにされ湖に落とされ俺は意識を失った・・・
この後だ、
目が覚めたらアイツが・・・ッ///リジェのく、く、口が俺の口に・・・//
ああ、解ってる人工呼吸だとかってヤツだ誰かが言ってたぜ・・・////そっからだ!
俺はアイツの面を・・・あのアホ丸出しの面を見るだけで体中の回路がショートしそうで・・・//
「クリフ?」
ちなみに、周りのヤツは俺がリジェにこの想いを抱いているの・・・バレちまっている
「なぁ・・んだよ?//」
「フェイスパーツが赤くなっているけれど大丈夫かい?ラチェットの所に行った方が良いんじゃぁ……」
このアホ面は気づいてないがな……
あはは、めちゃ笑えるぜー(棒読み)
俺がバカみてぇじゃん
Гお前のこと……」
Гん?なんだい、クリフ」
Гんでもない//」
「好き」なんて甘ったるい単語
俺には似合わねぇ
ましてや姿だけでなく心の中の姿も消してしまいそうなコイツになんて
言えない
Гクリフ?」
「そうだな、ラチェットの所にでもいくか…ラチェット怖ぇし」
Гなにかあったら私がクリフを守るよ」
Г友…としてな」
「ちがうよ」
「え?///」
ちがう
「親友としてさ、行こうラチェットの所へ」
Г親友…ああ、行こう」
やっぱ…お前の心、見えないや
リジェ…
今日も辛すぎる単語が刺さる
一生この抱いているこの思いに悩まされる
一生……な。
了。