ー想ヒ人ー
□-芽-
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私はプロールを愛してる
子供ながら私はそう思った
ここでは私が兄貴分でプロールは弟分であり後輩だ
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プロールはある寒い日にヨケトロン先生が拾ってきた
私はプロールに話しかけたが・・・
「ふん、(べーッだぁ)」
「Σ?!」
「これ、プロール・・・」
「俺は絶対にサイバーニンジャにならねぇよぉーっだ!」
プロールは私を含め誰に対しても愛想は悪かった
プロールは私より身体が小さくて気が強く、大の悪戯好きだった
そしてすばしっこい
私への悪戯は決まって5つ
雑巾投
「おはよう!プローr「とぉ!!(バシュンッ)」
私の白いボディを黒ずみ
「ディセプティコンだー!攻撃開始!!」
おやつを喰べられる
「Σ(わ、私のドーナッツ!!)」
修行中の石投
「・・・・(座禅中)」
「+(シュバッ)」
(シュッ)
「Σ(ゴツッ)痛・・ッ」
「ジャズ・・・」
「は・・・ハイ(汗)」
(ぺシッ)
「・・・ッ」
私のヌンチャクで先生のモノを壊して私の所為にする
パリンッ
「・・・ジャズ」
「わ、私じゃありませんッ」
「言語道断、さぁこっちへ」
「ぐぅ・・」
必ずこの5つのどれかが日常的に起こる
最初はプロールのことを嫌いになるつつあった
そしてヨケトロン先生はプロールを甘やかしすぎだと
私は嫉妬しつつあったのかもしれない
でもある日、私が森へ修行しにいったらプロールが居た
私は身を隠し、プロールの様子を伺う
プロールの目の前に小さな石で積まれているお墓があった
「・・・母上ッ(ポツリ)」
?!
「(プロールが・・・泣いてい・・る?)」
「俺は・・絶対に____を倒します・・(グシュッ)からッ」
「(プロールはいったい誰に復習心を抱いているんだろうか・・・)」
気付けばプロールの右膝が怪我を負っていた