ー想ヒ人ー
□-芽-
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(ガササッ)
「Σ(ぴくッ)だれだ!」
「・・・プロールその腕」
(シュッ)
プロールが何かを投げてきた
「・・・コレ」
(シュタンッ)
「!あ・・・」
プロールは私にバンソウコの入った箱を投げてその場から立ち去った
「(あ!怪我してた)」
まず自分の怪我を治せばいいのに
・・・プロール
___________
「そうか そんなことが・・・」
「はい、ヨケトロン先生ならプロールのことについて何かしっているんじゃないかと・・・」
「・・・・」
先生はプロールがいないかを確認して私にプロールの話をした
聞けば プロールが住んでいた里がメガトロンに襲われ
運よくプロールは生き延びたが
母親はプロールを守るため我が身を犠牲にしてプロールを守り向いた
プロールは己が弱い所為で母を殺してしまったと深く思い込んでいるのだ
そして腹が減ったのか盗みを働くようになり
運悪く(?)ヨケトロン先生の弁当(ちなみにその時はおにぎりだったらしい)を盗み取ろうとしたら捕まった・・・・と
「いいか ジャズ、この話は決してプロールには・・・」
「はい、解ってます ヨケトロン先生」
この時私は誓った
プロールを守ると
何時の間にかプロールを意識し出すと止まらないこの思い
何時の間にこの想いは生まれたのであろう
愛しいプロール
プロールが私の事を好きでなくても良い
私が彼を愛すれば良い
この想いを悟られないようにしないと
彼はまた傷つくかもしれないから
プロール・・・
きっとこの想いは私が成長しても変わらない想いになるであろう
いつか地球で言う花の様にこの想いが開花すれば良い・・・・
私がプロールに対しての想いはまだまだ花の芽の様なものかもしれないが・・・・・
「プロール」
「・・・。」
「怪我、見せてごらん」
「・・・///」
「? プロール??」
「まだ解らない・・であるか?」
「?! Σその喋り方ッ」
まだ解らないお互いの想い
この想いが分かり合える日が来るのはまだまだ先の話
かもしれない
それとも近い未来の話かもしれない
君を守る
小さな芽の様に私が毎日面倒を見てやるのさ
り、・・・了ッ(@凡@;)わかめで申し訳ないですぞ!!