□私×行き先=
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「ねぇ、サクラちゃん、デートしよ!デート!!」
「嫌」


え・・・即答・・・・・・


「サクラちゃん、いつもそればっかだってばよ・・・」
「諦めろ、ナルト。お前には無理なんだよ」

カカシ先生が、ナルトの頭を手でポンって叩いて、それから私の方に向いた。

「サクラ、今日オレと「無理」

「ざまぁみろってばよ!」
「ナルト・・・今何か言ったか?」
「ななな何でもないってばよ!!!!」

ナルトは、カカシ先生に凄まれて半泣き状態。
そんな二人を尻目に、私は歩き続ける。


「キャンキャン!」

犬の鳴き声に思わず振り返る。

「赤丸!」

随分っていうか、かなり大きくなった赤丸が走ってきた。

「赤丸、キバは?いつも一緒よね?」
そう言いながら赤丸の頭を撫でていると、遠くの方からキバが走ってくるのが見えた。


「赤丸―!ってサクラじゃねーか」
「久しぶり、キバ」
私は、キバに手を振った。

「そうだな。久しぶりにどうだ、赤丸の散歩に付き合わねーか?」


う〜ん、久しぶりに赤丸と走り回るってのも気分爽快で楽しそうだけど・・・


「ごめんねー、キバ」
私がそう謝ると、キバは少し残念そうな顔をした。
でも、すぐに笑顔に戻って、また今度なって言って赤丸と走っていった。


「なぁ、サクラちゃん。今日何かあんのか?さっきから断ってばっかだってばよ」


ナルトにしては、冴えてるじゃない。


「まぁね〜♪」


誰にも邪魔させないんだから。


そこでクナイといでるカカシ先生、あんたもよ!!
殺人鬼みたいな顔してるし、危ないよ、この人。


「サクラ――――♪」
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