□(私+貴方)×髪型=
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「髪伸びたな、サクラ」

土手に寝っころがってるシカマルが、隣で腰を下ろしている私の髪を触りながら言った。


「うーん、ずっと修行修行で、そんな余裕なくてね〜」

シカマルは、あっそなんて欠伸しながらどーでもよさそうに言った。


「シカマルは、ショートとロングどっちが好き?」

ちょっとふざけて訊いてみた。

まぁ、答えは聞かなくても分かるわよ。
どうせ、他人の髪型なんてどーでもいいって言うはず。


「どっちかって言うと、短い方が好きだな」

ほら。


え?
今何て言った?


「人に訊いといて、何だよその顔」
「え!?あぁ、短い方ね、ふ〜ん」
「お前は?」
「へ?」


はっきり言って、どっちつかずなのよね。
だから、シカマルに決めて貰おうとしたのよ。


まぁ、好きな人の好みの髪型にしたいってのもあるけどね!!


「…だから、お前はオレはどっちがいいんだよ!?」

シカマルは、顔を真っ赤にしてる。


お前はってそういう意味か。

ふふふ、そうだな〜。


「今のシカマルが、一番好きvvv」

そう言って、寝転がってるシカマルに抱きつく。

「今って、この髪型か?」
「うんvそれが一番シカマルらしいもの」


ほっぺに軽くキスをすると、シカマルは誰かに見られるだろって怒ったけど、そんなの気にしない。

あっ、明日美容院行かなくっちゃね♪



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