ポケットモンスターFRLG
□Story 7
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「ミント!『つるのムチ』」
『バシィッ』
ミントのつるのムチを受けたスターミーはあっけなく倒れた。
「ふぅ…私の負けね、わかったわこのブルーバッジを上げるわ」
「ありがとうございます」
「それにしても見掛けに寄らずあんた強いじゃない」
「そうですか?」
「ま、頑張んなさいよ!」
ミカドはちょうどハナダのジムリーダーカスミを倒した所である。
「案外、楽に勝っちゃったな」
ミカドは手持ちの三匹を見て呟く。
「やっぱ育て過ぎたかな…?」
三匹はキョトンとしてる。
「ま、いっか…さてとポケモンセンターに行くか」
ポケモンセンターに着くとトモミが待っていた。
「おっ疲れー♪どうだった?」
ちなみに、トモミはすでにブルーバッジを手に入れている。
「ほら、ちゃんと勝ったぞ!」
そう言うとミカドはバッジを取り出した。
「おっ、やるわねーミカド」
「まあな…ところで、トモミそれ」
トモミはあるポケモンを抱いていた。
「ミカドがジムに行ってる間に捕まえてきちゃった♪ほら、ナッツって言うんだよ!」
トモミはそう言いナッツと名付けられたナゾノクサを差し出した。
「なぞー?」
「へへ、可愛いなこいつ」
「でしょでしょ?」
ちなみにこの二人、仲は一応良いのである。
「さてと、クチバシティに行くには…ん?」
何やら向こうの方に人だかりが出来ていて騒がしい。
「どうしたんだろうな?」
「さあ?行ってみよっか」
トモミはさっさと走って行った。
「あっ、待てよ!」
ミカドも慌ててトモミを追い掛けて行った。