□勝負の行方は…
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とある日曜日。
今日は気持ちのいいくらいの秋晴れで、絶好の外出日和だった。

亜美,レイ,まこと,美奈子の内部セーラー戦士の4人は、彼女らのプリンセスであるうさぎの家に向かっている。


「急に行って大丈夫かしら?」

「うさぎちゃんのことだから、多分まだ寝てるだろうね」

「うさぎちゃんだものね」

「美奈子ちゃん、貴女人のこと言えないじゃない」

「レイちゃんったら酷ぉい!今日は早起きしたんだからっ」


いつものように仲睦まじく歩いていると、やがて見慣れた一軒家が見えて来た。

彼女たちの大好きな少女が住む赤い屋根の家。
ドジでおっちょこちょいでちょっと泣き虫。
だけど、彼女がいたから4人は独りじゃなくなった。彼女の笑顔を見てるだけで、4人は元気になれた。

そんな温かい彼女、うさぎだから誰からも好かれている。
もちろんこの4人はその最たる人物たちだった。

本来なら4人は恋敵なはずだが、セーラー戦士として地球を敵から守る仲間でもある。
今はお互いに共同戦線を張り、大切なプリンセスを守る戦士として日々を過ごす。

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