●置き詩

▼書込み 

10/12(Mon) 23:43
婀梛な唇



『婀梛な唇』

星ひとつ無い如月の夜

頭上には
ひっそりと佇む月…

綿菓子のような煙りをくゆらせ

その行くてを
ただ ぼんやりと見つめる
静寂の時

浅葱色のそれらは
風と共に消え

暗闇の中に赤く浮き上がる
小さな光

あたしは瞳を閉じて
あなたへと思いを馳せる


婀梛な姿で
『クスッ』と笑い

また煙りをくゆらす


紅い唇が
いつの間にか色を変えていた

そんな夜 __
 
   2009/ 2月
 

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